この漫画ってすごい?
![]() | デトロイト・メタル・シティ 4 (4) (ジェッツコミックス) 若杉 公徳 白泉社 2007-11-29 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
すっかり知名度もアップし、ベルセルクと共にヤングアニマルの看板漫画に成長したデトロイト・メタル・シティ。二巻発売後には爆笑と感想を記しました。三巻発売後にはがっかりと記しました。そしてこの四巻は腐ってました。そもそもナンバーワンを決める大会(試合)のようなものを開催しだしたあたりから、そっか、こうやって連載回数を稼ごうとしてるんだな的雰囲気がぷんぷんしていた上に、その試合内容がちっとも面白く無いと言う悲惨な一冊に仕上がっています。相手チームが演奏(ネタ)→クラウザー一派が演奏(ネタ)を否定し勝利するの繰り返しだけと言い切っても良く、ボケとツッコミで言うならボケ(ネタ振り)であるはずの対戦相手の演奏がそもそも下品なだけで面白く無く、これまではクラウザー様がそのネタ振りを受けて更に上のレベルのボケをする(そして読者が心の中で盛大にツッコミを入れる)、という構図になっていたはずなのに、なんかボケずに普通に受け流して終わるという最悪のお笑いレベル。いや一応ボケてはいるのかもしれないけど、とにかく面白く無い。下ネタが笑いに昇華することなく、ただ汚いだけで終わると目も当てられない。
あまりに酷かったので、五巻はもう買わない予定。
ただでさえお金無くてベルセルクの32巻も諦めたのになぁ。
-----
そして、2007年には上記、デトロイト・メタル・シティが1位だった「このマンガがすごい!」の2008年版が発売していた模様。教えてくれた涼くんありがとう。
さっそくネットで検索して1〜10位までの結果を見つけました。以下のとおり。
まず男版から。1〜5位は順当。納得です。個人的には、シグルイがもっと上で、オオフリがもちっと下でもいいんじゃないかなぁと思うだけど、大衆性と言う面を考慮すれば当然の成り行きのような気もします。鈴木先生なんかよりは確実に面白いし、5位が妥当なところなのかな。へうげものも面白いけど、2位って言うと高すぎるような。“地味に面白い”系の漫画が高順位になると、なんか恥ずかしい。笑【オトコ編】
1. 柴田ヨクサル/ハチワンダイバー
2. 山田芳裕/へうげもの
3. あずまきよひこ/よつばと!
4. 南條範夫、山口貴由/シグルイ
5. ひぐちアサ/おおきく振りかぶって
6. 綱本将也、ツジトモ/GIANT KILLING
7. 土山しげる/極道めし
7. 山本直樹/レッド
9. 武富健治/鈴木先生
10. 五十嵐大介/海獣の子供
【オンナ編】
1. 椎名軽穂/君に届け
2. 吉田秋生/海街Diary
3. 菅野文/オトメン(乙男)
4. よしながふみ/フラワー・オブ・ライフ
5. 宇仁田ゆみ/うさぎドロップ
6. オノ・ナツメ/GENTE[ジェンテ]〜リストランテの人々〜
7. 槇村さとる/Real Clothes
8. 津田雅美/eensy-weensyモンスター
9. 河原和音/高校デビュー
10. 小玉ユキ/光の海
で、6位以下で未読の作品がちらほら見られました。
「GIANT KILLING」は絵と、サッカー監督(戦略系)と言うジャンルで既に敬遠してました。「極道めし」は料理話系漫画。料理関係でも成長物語要素が入れば読めるのですが、純粋な料理漫画(美味しんぼ、味っ子系)は苦手なのでこれまた敬遠してたのです。山本直樹は過去何作品か読んで感性の不一致を感じてたのでこれまた未読。鈴木先生は大したこと無いと思いました。そして五十嵐大介。西島大介と勝手に勘違いして放置してました。ごめんなさい。でも絵とあらすじを読む限り、面白そうにはみえないんだよなぁ…。バイトしてる頃、新刊棚に同時発売の1・2巻を一ヶ月以上並べていたのに、一冊も売れませんでした。分厚くて場所とって邪魔だったよ…。うーん。面白いのだろうか。
とにかく、男編は上位に納得の作品が並んだので満足です。
続いて女編。
「君に届け」は良作ではあるけど、10位くらいでいいんじゃね?と言うレベルに落ち着いてきてる気がする。去年2位とったし。吉田秋生の、アクションもしくはサスペンス要素の無い作品は好きなので、「海街Diary」が入ったのは嬉しい。2位記念に買うか。オトメンは、発売当時絵と内容だけ知り、典型的花ゆめ系だったので読む気は一切無い。よしながふみは、買おう買おうと思って買って無かった。外れ作品が無さそうなので、余裕ができ次第買う。
そして5位の宇仁田ゆみ。このひとだけ、今回のトップ10入り20作の中で初めて耳にしました。情報募集中。
オノ・ナツメは絵は可愛いけど、中身はそんなに無い印象。でも、BL系のを書くよりはこのランクインしてる系のの方が数倍良いと思います。いや、BLをけなしている訳じゃなくて。こっち一本に絞ればいいのに。
「Real Clothes」は読んで無いんだけど微妙に気になりつつ、バイトしてて買ってくひとが軒並み30代〜40代女性だったのが印象に残ってて、悩み中。
津田なぁ。まだ1巻しか出てないのにランクインって。カレカノ終わっての期待票かな……
と思ったら、2巻で終わるみたいじゃん!!そんなのランクインさせるなよ……。
どうでも良いことですが、カレカノは一応家に全巻あるけど、初期の絵の方が断然可愛かったと思うんだな。そして後半のぐだぐだ具合は酷かったと思うんだな。
で、10位の小玉ユキに関しては、以前から涼くんよりオススメ戴いていたのでこれも購入予定です。今このひとはフラワーズで連載してるんだっけ?
萩尾望都に田村由美に、小玉ユキが面白いとなるとフラワーズやりますね。
ところで。
田村由美の「7SEEDS」がトップ10入りしてないっておかしいだろ常識的に考えて。
去年は11〜13位くらいの微妙に光の当たらないところにいたんだよな……。今年は何位だったんだろう……。むしろ、僕としてはこれが女編でダントツの1位なんだけど。不思議だ。あんなに面白いのに。
そして、誰か志村貴子にも日の目を見せてあげて下さい……「放浪息子」は傑作なので。男版に入るのか女版に入るのか分からないけど。
ここまで書いて、高校デビューのことを完全にスルーしてることに気づいた。読んで無いけど、購買層(女子中・高生)からして、かなり高い確率でベタベタな別マ作品なんだろうな、と。
そんな感じで、女編には少し不満の残る選考になりました。(具体的に言うと、オトメン・モンスター・高校デビューがトップ10に入るほどの作品なのかと言うこと。)
でも、こういうのやってくれるといろんなひとが漫画を手に取るきっかけになると思うので、これからも是非やって欲しいな。
この記事のトラックバックURL
http://kumagaiyusuke.blog96.fc2.com/tb.php/73-e8c68212
コメント
-
おー、これはランキング査定の理由が知りたいね。
「今注目すべき漫画」ってことでいいんだろうかね?
女編がさっぱり全然全く以って分かんないのに恐縮だけど、
得意の音楽の分野でのことに還元して好き勝手言わせてもらうと、
時代の要請とか製作の背景、アーティストとしての歩みに
レーベル、プロデューサー、エンジニアの面々なんかを見て、
自分の好みと知識とを照らし合わせる事が「この盤はどうなのか?」
という音楽に対しての判断になると思うんだけど、漫画でも音楽でも
今の僕みたいに隠居っぽい出会い方/楽しみ方になると、「評価されるべきか」
という目線よりもむしろ「君はどこをどう楽しんだの?」っていう風になっちゃって、
こーいう鋭アックな分析みたいなのしなくなっちゃってるよ、頭が。脳隠居。
けどこーいうのあると「知らんけど読んでみよかな」ってなるからいいね。
やっぱさー、なんだかんだでみんな好きだもんねー、ランキング。
それにしても知らないのだらけでドキドキするw
マン喫行かなきゃ・・・
- あ、最後の絵文字かわいい。
ランクインしてる漫画のほとんどが5巻までくらいしか出ていない(いちばん長いのでもたぶん10巻くらい)から、今年新たに出てきて楽しめる注目すべき漫画ってことでいいんじゃないかなあ。それだと11巻まで出てる7SEEDSは確かにちょっと厳しいかも…。(でも去年は「のだめ」が1位だったしな。)
「自分はどこを楽しんだのか?」に関しては、普段やってる個々のレビューでそれぞれが好き勝手するとして、このランク査定するっての奴は年に一度の小さなお祭りというか戯れみたいな感じになるんじゃないかなぁ。ランク査定するからには周りの作品と優劣を評価しないといけないし。そしたら必然的に「(この漫画はあの漫画より)評価されるべき」って風になるんじゃないかと。
でも、審査方法が、「自称漫画読みのひとがそれぞれ1位〜6位くらいまで挙げて、上から10点、9点…、5点として換算して、投票者数(100人くらい?)分集計する」みたいな感じなので、周囲の作品との優劣は結局ミクロな範囲でしかつけられなくて、地味に点数を稼いだ(←独断と偏見)へうげものが2位に…みたいな結果になったんじゃないかと。
まあ、所詮戯れだし。僕はややチャートオタ入ってるのでこういうの楽しいよー。
- 同じく、DMCは(ブログにも書いたけど)最悪だよね、期待度が高すぎてつまんなく思えてしまったのかな、とも考えたけど、つまんないもんはつまんない。ファンクラブまで作られ、映画化もされ、このおとしまえはどこで付けるというのか。作品を面白くする以外に答えはないんだけど。俺は今の大会が終わって次の展開を見てから見切るかどうか決めようかと。
宇仁田ゆみ好きだよー!コミック全部持ってると思う。でも南Q太の二番煎じみたいなとこもある。わりとクール。
小玉ユキ入ってて驚いたよー、やっぱり良い作品には目がいくもんなんだなあ、とオモタ。このマンガがすごい2008で小玉ユキと岩本ナオの対談がのってたんだけど、岩本もわりとオススメ。フラワーはこれから小玉と岩本を大切に育てて欲しい。志村貴子は入ってこないねぇ、福満しげゆきも。
- 宇仁田ゆみは、というか『うさぎドロップ』の情報でよろしいですかね?
三十路の独身会社員・大吉(だいきち)が、母方の祖父の葬儀に、祖父の自宅に行くと6歳の女児・りんが居て、最初は誰かの子供(亡くなった祖父の孫)か、自分のイトコの子供だと思っていたが、実は祖父さんの隠し子だったというオチ。
で、その葬儀終了後、誰がりんをひきとるかでもめていて、誰もりんのことを考えず、自分たちの都合ばかりの大人に大吉が切れて、自分がひきとると言って、ひきとってしまう。そこから、三十路男の子育て奮闘記が始まるというわけです。
今まで自分だけのこと(仕事)を考えていれば良かったのが、いきなり6歳児(連載当初幼稚園児、現在小学生)を考えて生活しなければならない。子育てをしていればぶち当たるであろう問題を素朴に描いた漫画になっています。
りんちゃんが可愛いですよ。ロリ属性なくても、可愛いと思えてしまいます。萌え、というわけではなく純粋に素朴でいいな、と。ヘビーな部分もサラッと描いていて、基本はほのぼの系育児奮闘漫画というところでしょうか。
作家としては以前は恋愛モノや青春モノを描いたのですが、ここ近年は育児モノばかりです。
『うさぎドロップ』は独身三十路男が六歳女児とですし、それ以外に『よにんぐらし』『ソダテコ』という連載をしているのですが、そちらも育児モノです。特に『ソダテコ』は育児まんがと銘打ってます。
オノ・ナツメは入るほどかな? と。BLlも一般もどちらも全部揃っているやつの言う台詞ではないかもしれませんが・苦笑。
『高校デビュー』は今更かな? と。2巻で投げてしまいました。ベタすぎて。
『おお振り』も今更かな? と。
個人的には吉田秋生が1位かな? と。時間軸が『LOVERS' KISS』より前というのがミソな気もするんですがね。
- なにを!
- 君に届けは俺的に1位です。絵も大好きだし、理想だからw でも、前作のクレイジーフォーユーの方が主人公が自分そっくりで泣けた。一途なんです、俺←どーでもいい?
なんか、前にネットで「編集者オススメマンガ」?で、君に届け、IS、ウサギドロップが出てて、読んだけど、ISは共感できるけど気軽に読めず泣きまくり。なにより絵が致命的で売っちゃった。
ウサギドロップは、上のとおりの内容で、すごく心が温かくなる。穢れきった大人(とその子供)に読ませたい。(男の)子育ては大変だけど、絵が可愛くて好き。でも絵の一コマがでかすぎて、話がなかなか進まない。。。
高校デビューは、なんだか買う気になれない。君に届けで充分。
ちなみに腐女的おおふりも大好きだけど、高校野球大好きな俺は、ダイアのAやメジャーの方が本格的で好き。まさに少年漫画!
ちなみに、今はやはり腐女的聖闘士聖矢Gを読んでます。【無駄】に裸が。。。
- >涼くん
DMCはもう本当にね…どうしちゃったんだろう…根岸くんが日常生活でついうっかりクラウザー様らしいところを出しちゃう、みたいなのもワンパターンになってきてるしねえ。
南Q太、実はそんなに得意じゃないんだよなあ(^^;
すごく悟った風な女子高生とか出てくるとなんか疲れる。実際自分も高校生の頃はそんな感じだったかもしれないけど。とにかく、何故か南Q太は読んでて消耗するのです。僕が。
志村貴子は、投票するとしたらほんとに男に入るのか女に入るのかわかんない…。ビームだから男なのかな…?でも青年漫画っぽくは無いし、間違っても少年漫画じゃないしなあ。福満しげゆきはやっとモーニングで週刊連載になってまだ半年も経ってないし、これからじゃないかな?!
>ミタカさん
詳細な情報ありがとうございます!!
すごく分かりやすかったです。
三十路男の子育て……。
女の子(ロリ)可愛い系ハートフル物語は結構ありそうなので、
僕にとっては三十路男が可愛いか否かで決まりそうなのですが。(←酷)
オノナツメは絵柄が斬新だっただけで、
内容はそんなに無いような気もするんですよね…。
同じく、
LA QUINTA CAMERAもnot simpleもIKKIコミックにて廉価版で出される前に買ってたんですが。しかもしっかりジャケ買い。SEEDコミック…ぺんぎん書房…本屋でバイトしてたのに、全然知りません。笑
LA QUINTA CAMERAは番外編付で発売し直されて、番外編のためだけに買うのはどうなんだ…と悩んでいたり、
not simpleに至っては1巻だけ発売して止まってたのに、IKKIコミックとして完全版で出されて、こっちの1巻だけ持ってる僕って一体……。
LA QUINTA CAMERAは定価より微妙に高値で取引されてるみたいだからいっか……。
高校デビューは確かに今更巻がありますよね。笑
オオフリも散々騒がれてましたしねえ。
よつばと!も結構今更ですけど。笑
吉田秋生のはまだ読んで無いんですが、『LOVERS' KISS』と関連があるんですか!それなら一層早く読まないと。
>ゆーたん
ゆーたんはアレですね。結構乙女ですね。笑
「君に届け」は、最初の爽子の設定はやや奇抜でしたけど、
展開はベタベタな少女漫画なので、「良作だけど、1位に据えるほどなのかな?」と書かせて貰いました。ベタベタだけど面白いから良いんですけど。笑
ISは、1巻だけ以前知り合いから貰い受けて持ってました。
1冊だけの短編だと思ってたのに、まさか2巻以降も続いていたとは。
ましてや2巻以降から長期連載していたとは!
実家にいて10巻分のインターセクシャル本を部屋に並べるのはアレなので暫く買えませんが、一人暮らし始めたら買います。笑
メジャーは完全にぐだぐだになってるような気も……。
ダイアのAは面白いらしいですねえ。
でも少年系スポーツ漫画にちょっと食傷気味なので、こちらは暫く手を出さないかもしれません(^^;)
- 三十路男は少々ヘタレっぽいところもありますが、基本的には可愛い性格だと思います。
りんは可愛いですけど、りんの友達のコウキと大吉のやりとりが私は一番好きです。
オノ・ナツメは廉価版になったときに、以前のは処分しちゃった口です。ええ。ちょっと迷いましたけどね。
で、新しく買いなおす必要があったのかは不明です。
吉田秋生の『海街Diary』は鎌倉が舞台で、まだ高校を辞める前の藤井朋章が出てきますし、その後もちょっと話題として出てきます。
最初、特に気にしていなかったのですが「あれ? そういえば」という感じで『LOVERS' KISS』の存在を思い出しました・笑。
- ヘタレすぎはいかんですが、少しくらいはヘタレてた方が可愛いんじゃないかと。
でも何より重要なのはやっぱ顔かなと。大吉って名前も可愛いな…。(勝手に顔を妄想)
オノ・ナツメは買いなおす必要不明ですか!
うーん。どうしよう。笑
おっきい方が読みやすいからいっか。(負け惜しみ)
藤井朋章!懐かしいですね!
ってもはやほとんど覚えていないんですが。笑
『LOVERS' KISS』も立ち読みか、借りて読むだけで済ませてしまっていたので、もう一度読みたいところです。
そして昨日、『海街Diary』を買いに出かけたのに
ブックオフに捕まって別の漫画をひたすら立ち読みし
疲れて満足して帰ったという。
…リベンジします。
- ちなみに大吉はヒゲ生えていません。熊でもありません(笑)
- うーん。残念。笑


